情けないフリッパーズ
1990年2月21日
ロンドンレコーディングが決まったフリッパーズは
出発前日、成田国際空港そばのホテルをスタッフにリクエストします。
寝坊して飛行機に遅れないためかと思いきや・・・。
牧村
「小沢くん小山田くんは 『曲? ばっちり』 というわけ。
でもイギリスに行く前夜に成田の全日空のホテルで
ほとんど曲もできていないので
二人で徹夜していたっていう話がありましてね。」
な、情けない・・・。
翌22日、成田11時20分発、日付変更線を越えて、
同日15時10分にガトウィック空港着。
そこから列車でロンドンへと向かいます。
牧村
「古めかしい、でも心地よい列車でしたが、
くつろぐ様子も見せず、『少しでもイギリスの空気に触れたい』と、
二人は人のいない車両へと移動しました。
私たちはそんな素直な行動に軽く驚きながら、
ここに来て良かったと、心から思ったのです。
それでも1時間もするとロンドンに近づき、
そろそろと・・・声をかけにに行くと、、、
(こっそり)曲を作っていました。
何か臭うと思ったら畜産用の車両。なるほど、人はいません。
作っていたのは多分、colour field 」
へんな見栄を張っているフリッパーズ。
情けなくて笑えて格好いいですね。
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