前身バンド、ロリポップ・ソニック結成



1987年、街角のオシャレさんとしてファッション誌に載った
小山田圭吾にキーボードの井上由紀子
(現在は音楽ライターとしてTV Bros.などに執筆)が
いきなり「バンドをやろう」と電話をかけたところから話は始まる。

それが、2人組のPEE WEE 60'S(ピィー・ウィー60'S)。

その時、小山田の中学の同級生だった小沢健二は
現役合格した早稲田大学を蹴り、一浪して東大を目指していた。

ちなみに、小山田はこの頃、
後にヴィーナス・ペーターとしてデビューする
沖野俊太郎と、ビロードというバンドにもギターとして参加している。
ビロードはヴェルベットアンダーグラウンドや
エコー&ザ・バニーメン、キュアーのような音楽で
7インチレコードを1枚リリースしている。


そして、ピィー・ウィー60'Sが母体となって
小山田主導のネオアコ・ギターポップをやるバンドの
ロリポップ・ソニックが誕生した。


メンバーは小山田圭吾(リードヴォーカル&ギター)、
小沢健二(リードギター&ヴォーカル)、井上由紀子(キーボード)、
荒川康伸(ドラム)、吉田秀作(ベース)の5人。


小山田
「(小沢と)知り合ったのは中学だよね。でもほとんど話さなかったけど。
で、高校が別々になった後、音楽の趣味が似ているってことで
レコード一緒に買いに行ったり、付き合い始めただんよね」

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