LollipopShoppe+SonicYouth



小沢
「ロリポップ・ソニックは、『バンドの名前つけたいんだよ』って
小山田が電話してきて『なんか強そうな名前がいいね』なんて話をしてて。
で、たまたま僕の電話してた目の前にロリポップ・ショップっていう
アメリカのサイケバンドのレコードがあって

『ロリポップなんとかってよくない?』
『ロリポップ・ライダーズ?無知無理』なんて(笑)。

で、やっぱりソニック・ユースかなっていう
安直な考えでロリポップ・ソニック」


ロリポップ・ソニックはネオ・アコースティックアノラック
ギターポップに60年代のポップを加えた音楽で、歌詞は英語。
ライブのお客さんは友達と洋楽マニアで100人くらいだった、とか。

キリンジ堀込高樹はその頃すでに彼らの曲を聴き、
あまりの良さに驚いたという。

当時のデモテープには、後にリリースされる
「海へいくつもりじゃなかった」の曲の多くが
収録されており、それがメンバーの井上から
サロン・ミュージック→ プロデューサーの牧村憲一と渡り
デビューが決まった。


牧村氏
「何処かでのライブ・テープのようで、
ラジカセででも録ったのだろう、かなり聞きにくい音でした。
演奏もお世辞でもうまいとは言えないものでした。
しかし、流れている空気が魅力的でした。」

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