吉田仁
「ロンドンセッションはほんとに時間がなかった。
スタジオで僕らが他の曲のミックスをしている間に、
二人は次の曲を作るっていう綱渡り状態。
それでもあれだけの曲を書いてきたから。あの集中力はすごいと思った。
二人で作り始めて20分くらいすると、
『やっぱ俺たち天才かも~』とか言いながら
意気揚々と弾き語りを聞かせてくれたからね(笑)」
ロンドンレコーディング中に、小山田が倒れます。
小沢一人でスタジオ・ワーク。普段は小山田のやる仮歌まで担当。
・青春はいちどだけ
・ビートでゴーゴー
・偶然のナイフ・エッジ・カレス
小沢が1人で歌ったこのような音源が残っているんでしょうか?
もし、そんな音源が存在しているなら、いつか聞けるといいですね。
このレコーディング中に、小山田は偶然ロンドンで旧友の沖野俊太郎と出会う。
小山田はロリポップ・ソニック結成前、ヴィロードという沖野がヴォーカルを
務めるバンドでギタリストとして参加していました。
(エコー&ザ・バニーメンとキュアーみたいな感じの音で、
決してギターポップではなかったです。)
この後、沖野は旧友の作ったアルバム「海へ行くつもりじゃなかった」に
衝撃と刺激を受け、日本に戻りヴィーナス・ペーターを
結成することになります。
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