フリッパーズ解散後の92年秋、小山田は資生堂『UNO』のCMに出演。テレビから流れてきた音が格好良かったのでふと画面を見ると、レコードをサクサクやる小山田の姿。
その時流れていたクールなインストは、Into something (JAZZ JERSEY収録)。ちなみに小山田がUNOの初代コマタレ(コマーシャル・タレント)でした。
一方の小沢は、フランス人女性アーティスト、クレモンティーヌのアルバムのにひっそりと参加。
フリッパーズ時代からきちんと音楽性を理解してくれていた井出靖(DJ・プロデューサー・音楽評論家?)がこのアルバムの仕掛け人で、ピチカートファイブの高浪敬太郎やオリジナルラブの田島貴男、ゴンチチなどが参加した渋谷系的な1枚でした。
小沢はスウィートソウルの名曲、シルヴィアの「ピロートーク」のカバーで、プログラミングと編曲で参加。今聞くと、マイアミソウルのTimmy Thomasの「Why Can't We Live Together」のアレンジを引用していることに気づく。当時はそんなソウルの曲は知る由も無く。。。
このアルバムが発売されたのは1992年7月1日だが、この時点は小沢はまだソロデビュー時の東芝EMIではなくフリッパーズ時代のポリスター所属になっていたようです。
これ以外で1992年の二人に目立った活動はありませんでした。
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