
小沢
「でも嫌われてる事に関しちゃザマーミロなんすよ。
だからロックって 『キレイ事ばかりじゃねえぜ 』ってとこから始まるでしょ。
『社会はこんなだけど、だけど俺らは……』ってとこから始まるでしょ。
でも僕らにはそれが全くないですよね。
だから 『あいつら苦労もしねえでスカシやがって……』って感じで
嫌われてると思うんだけどさ。
あるでしょ? それはやっぱり面白いですね (笑)」
小沢
「ロックへのアンチという部分に囚われていた時期もあったんだけど、
そういうのとはもう切り離されたその先にフリッパーズ・ギターがあった、というか。
(ロックの)モダンの次に来るいいもの(ポスト・モダン・ロック)、というかさ。
だから僕らのこの音楽性も、ロックの歴史としての積み重ねの上にないんですよ」
これは、理解するのが難しいところですが、
社会への不満とか、思春期の若者が持つ得体の知れない
フラストレーションなどを原動力にして作った「ロック」とは違う音楽を
フリッパーズはやっていた、という事ぐらいに考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿