
小沢
「日本のポップスかぁ。わりといいほうに解釈したいな。
大滝詠一さんとか、そっち。あんまり杏里とかユーミンとかって
ほうに行きたくない。大滝さんのファーストソロアルバムとか。
そういうふうに、わりといいほうに考えたいんです。
でも、わかんない。結局、日本のポップスとかぼくらが言うときは、
やっぱり自分ら寄りになっていくと思うし」
小山田
「(大滝詠一とか山下達郎とか)そういう文脈は嫌じゃない。
ただ、あの人達に絶対欠けてるのは、僕らみたいなことは
出来ないっていう、そういう気がする。
音楽誌で馬鹿なことやるとか。あの人達はそういうこと、
実はすごく好きなんだろうけど出来ないって気がする」
あとフリッパーズは彼らよりお洒落でルックスがよかった。
音楽的な才能や注ぎ込んでいる努力の量はタツローの方が
勝っているかもしれないけど、やっぱり見た目も重要だと思う。
また、この頃の二人は日本の先人がやってきたことは
大してチェックしてないと思われますが、
小沢はソロになってからはっぴいえんど周辺や
荒井由実時代のユーミンを熱心に聴いていたようです。
ですので、上記の発言での「ユーミン」は80年代半ば以降の
松任谷由実の音楽のことを指していると考えるのが適当かと思います。
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